ファッション慣用語集 た行

タータン・チェック Tartan check
スコットランドの高地に住んでたケルト族の士族の家柄を表す固有の格子柄。 されぞれに名前があり現在認定されている柄だけでも171種ある。
ダーツ Dart
縫込みのこと。背広の前ダーツというように使う。 このダーツをとる事でジャケットのシルエットが変わる。
タートルネック
Turtle neck セーターのネックデザインの一種。 とっくりとも呼ばれていてタートルとは亀の甲のこと。
ダービー・タイ Derby tie 
ネクタイの一種。先端が剣先のようにとがったネクタイ。
タイ・ダイ
絞り染と同意。
タイ・タック Tie tac
タイ・ホルダーの一種。タイピンに座金の押さえが付いたものでシャツの裏側から止めるようになってる。
タイ・チェーン Tie chain
タイ・バーとチェーンが一緒になったもの。
タイ・バー Tie bar
単純にはさんでとめる形式のタイ・ホルダー。
タイ・ピン Tie pin
ピンの頭にパールや宝石をつけたクラシックなもの。特に礼装時に用いられる。
タイプライター・クロス  Typewriter cloth
タイプライターの印字用リボンにする織物。元は綿高級細番手の緻密な平織物が使われていたが現在はナイロンも使われている。
ダイヤゴナル・ツイード Diagonal tweed
綾目が太くてはっきり出るような組織で織った綾柄のこと。
ダイヤモンド・チェック Diamond check
トランプのダイヤのような菱形の柄。スーツ地、コート地の両方で使われる。
タイロッケン Tielocken
ダブル・ブレステッドでボタンがなく共地のベルトでウエストを締める形のコート。 本格的なものはのは前2箇所後ろ1箇所で尾錠留になっている。ロンドン・バーバーリー社のデザイン。
ダウン・ジャケット Down jacket
羽毛入りの上衣の総称。主にナイロン地にダウンを詰めた腰丈のジャケット。アウトドア衣料の典型。
タキシード Tuxedo
夜間の略礼装として用いられる礼服。ダブルもあるがシングルが一般的。 衿はピークド・ラペルまたはショール・カラーで拝絹を伴ってる。
タキシード・クロス Tuxedo cloth
礼服地の一種。たてに梳毛糸、ヨコに紡毛糸を使ってあや織りにした毛織物。ドスキンよりも軽量で表面には光沢がある。
ダスター・コート Duster coat
ほこりよけの意味を持つ軽いコート。60年代に日本で流行。
立毛編み たちげあみ
パイル編みの一種。パイルをカットして毛羽立たせたもの。
タック Tuck
ヒダのこと。スラックスのウエストバンド下部に見られるものでこれがないものをノータック、一本のものをワンタックという。
タッセル・スリッポン Tassel slip-on
タッセル(飾りふさ)付きのスリッポン・シューズのこと。
タッターソールズ・チェック Tattersall check
白地に2色の細い織り格子柄。 昔の馬市場で馬にかけられた毛布の柄。変えベストに使われる。一般的には白地に赤と黒、白地に黄と茶などがある。
ダッフル・コート Duffle coat
防寒コートの一種。フードが身頃からつながりダブル・ブレステッドの前あわせがトッグルをロープで止める形になっている。 もとはベルギーのダッフルで織られるダッフル・クロースと呼ばれる厚手の織り地で仕立てられた漁夫用コート。 メルトンなどの厚手の生地も使われてる。
タブ・カラー Tab collar
シャツの衿に小型のタブが付いててそれをネクタイの下で止め合わせる形の襟。
タフタ Taffeta
シルクそのほかの繊維の平織地で両面が滑らかな仕上げでつやがあるのが特徴。
ダブル・カフス Double cuffs
シャツ・カフスの一種。カフスが折りかえって二重になったかたち。カフ・リンクスを使用するドレッシーなもの。別名フレンチ・カフス。
ダブル・ジャガード Double jacquard
二列の編み針を持つジャガー機によって作られる編地。シングル・ジャガードよりも柄を編み出すことが可能。
ダブル・ノット Double knot
二重結びのこと。 プレーンノットの手間をもう一回増やして長く大きな結び目を作る。
ダブル・ピケ Double pique
緯編みの一種。ゴム編みに浮き編みを組み合わせたもの。ダブル・ジャージとして安定性がよく密度の高い鹿の子状の編地を表現する。
ダブル・フェース Dpuble face

ダブル・クロスとも呼ばれ表裏二重に織った織物をさす。 二枚の織物を重ね織りしその二枚の織物をお互いに接結糸と呼ばれる糸でつなげる織り方で、加工をほどこすことにより立体的に繊維が絡み合うため空気を含む空間が多くなり厚くても軽くしかも暖かい布地が得られる。 ダブル・プレインとも言う。

ダブル・ブレステッド Double breasted
両前のこと。ジャケット、コートなどの前打合せがダブルになっている。
タブレス・タブ・カラー Taubless tab collar
ショートポイントカラーの一種。 衿の開きの狭いもの。タブカラーのタブを取ったように見えるためこの名が付いた。
段返り だんがえり
トラディショナルモデルのジャケットに見られるボタンの付け方。 第一ボタンがラペルの裏側に隠れた感じに見える。
ダンガリー Dungaree
インド産の組成綾織り綿布。語源はこの織物の産地であるボンベイのダングリという地名が由来。 元はデニムとは逆織りの綾織り綿布をさしたが現在では一般的にデニムより目の詰んだ薄手のタイプをさす。
タンク・ソール Tank sole
ゴム底、ビブラム・ソールの一種。 凹凸のある硬いゴム製ソール。タンクは戦車の意味で戦車のキャタピラを思わせるデザインから。
チノ・クロス Chino cloth
綿ギャバジンに似た丈夫な綾織り綿布。 イギリスではコットンドリルという。第二次大戦中に米軍の下士官用制服に採用され戦後キャンパスに戻った学生のがはいていたことから流行。
チェスターフィールド・コート Chesterfield coat
オーバーコートの一種。シングル・ブレステッドにノッチドカラー、前あわせがフライフロント仕立て。胸にウエルトポケット、両脇にフラップポケットが付いている。
チェック・バック Check back
表地と裏地を接合糸でつないだ二重織りで裏面を格子柄としたもの。 厚手のオーバー地等に多く見られる。クレバネットなどの裏格子は二重織りにしないで入れる。
チェビオット・ツイード Cheviot tweed
チェビオットとはスコットランドとイングランドにまたがるチェビオット丘陵原産の山岳種羊の一種。 英国種羊毛の中では弾力光沢ともに優れていて紡毛、梳毛ともに使われる。この羊毛を使ったツイードのこと。
チェルシー・ブーツ Chelsea boots
ロンドンのファッショナブルなナブルな地区の名でそこで流行したことに由来。サイゴアブーツの別名
チェンジ・ポケット Change pocket
背広上着の右脇ポケットの上に付けられた小物入れようの小さなポケッチ。
チペワ・ブーツ Chippewa boots
半長靴の一種。 プルオン・タイプの頑丈な靴。米国チペワ社の商品ブランド。
チャイナ・シューズ China shoes
中国の民族衣装に見られる靴。 つま先が丸いフラットシュ−ズで色鮮やかな刺繍がされている。カンフーシューズもこの一種。
チェニック Tunic
ファンシーなシャツの一種。またボックス型のシルエットを持つ。 ベルテッドスタイルのミリタリー調ジャケットをさすこともある。
チョーク・ストライプ Chalk stripe
チョークで線を書いたような太めでややぼけた出方の一本縞のこと。スタンダードな縞柄。
蝶ネクタイ ちょうネクタイ
蝶結びになったネクタイ。手で結ぶものと出来上がって後ろで金具でとめるものもある。
縮緬 ちりめん
撚り方向の違う糸を一本交互にまたは二本交互に配列して織り、整理工程でシボを出したもの。 ドレープ性に優れ小さな波上の表面感が特徴。
チロリアン・シューズ Tyrolean shoes
アルプスのチロル地方で用いられるチロリアンブーツを原型に作られたスポーティな靴。
ツイード Tweed
綾織物を意味するTwillのスコットランド語形ツイールTweelの誤読に由来。 英国スコットランドおよびアイルランドを主原産地とする。紡毛織物の総称。
ツイストー・ヤーン Twist yarn
数本の異なる色糸を撚り合わせて一本にしたもの。
ツー・アンド・ツー・チェック Two and two check
経、緯ともの濃い色の2色と淡い色の2本配列で小さなミジン格子としたもの。
ディアスキン Deerskin
雌の鹿あるいはカモシカの皮。
ディー・シー・ブランド DC brand
DはデザイナーCはキャラクターの頭文字をとったものだが日本独自の言葉。デザイナーとキャラクターを売り物にしたき私服のブランド。
ティー・シェープド・ラペル  T shaped lapel
T字型の衿で別名インバーテッド・エル・シェープ(逆L字型)ともいう。下衿の角を削ぎとった衿のかたち。
ティーピー・オー TPO
Time,Place,Occasionの頭文字をとった言葉で時、場所、目的に応じて着る服を変えるべきだという考え。
ディストリクト・チェック District check
ディストリクトは地方の意味。タータンを使えない階級がデザインしたチェック。準タータンとも呼ばれる。
ディフュージョン・ブランド Diffusion brand
ディフュージョンとは普及、流布の意味。母体になるブランドのコンセプトを残しながら比較的リーズナブルな価格で手に入れられるようにしたブランド。
デザート・ブーツ Desert boots
デザートは砂漠の意味で第一次世界大戦中に英国陸軍が砂漠行軍用に履いたことに由来する。チェッカー・ブーツ型のショート・ブーツ。
デッキ・シューズ Deck shoes
船の甲板(デッキ)上で履くことを目的とした靴で滑りにくいようにソールに波上の切り込み加工をしている点が特徴。 厚手のキャンバス地で作られた物と革製品のものとある。
テトロン Tetron
ポリエステル系の合成繊維で、東レと帝人の商標名。
テレクストラ Telextra
節糸入りのポーラーのこと。ロンドンのガニア商会が開発し商標を持つ。
デニム  Denim
タテ糸に色糸、横糸に白糸を使った木綿あるいは混紡の綾織り厚手綿布。 フランスのニームで作られドュ・ニーム(de Simes)がその語源。
デュピオン Dupion
シルク繊維の一種。玉糸、節糸。 繭玉からとった生糸。その結節は太くて不規則なのが特徴。
テンガロン・ハット Ten-gallon hat
カウボーイ・ハットのこと。テンガロンは10ガロンの意味。沢山水が汲めるたとえからこう呼ばれた。 素材は、フェルトもしくは革。
テンセル Tencel
英国コートルズ社が開発したしたセルロース繊維、 ソフトな風合いでドレープ性光沢感に優れる。従来は綿でしかできなかったインディゴによる染色が可能であったりピーチスキン調など、ベルベット系の表現もできる。
天竺 てんじく
粗い平織物。ティー・クロスとも呼ばれる。シーツや風呂敷などに使われる。
東京コレクション Tokyo collection
年2回国内外のバイヤー、ジャーナリストを対象にして行われるファッション・ショー。
ドニゴ−ル・ツイード Donegal tweed
アイルラン北部のドニゴール地方の農家が副業として手紡し、手織りした平織のツイード。色ネップが入っており一般にはホームスパンとも呼ばれる。
ドスキン Doeskin
雌鹿(ドゥ)の皮(スキン)に似た表面効果を出した朱子織りの一種。 起毛したあとに羽毛を一定方向に揃えてある。 反染めの黒無地が多く昔は礼服地の代表的な織物だったが本格派は緯糸の紡毛を使うため目付きが重く現在では羽毛の少ないタキシード・クロスに人気がある。
トニック  Tonik
タテ糸に3本ひき揃えて撚ったモヘヤ糸をうち込んだ厚手のモヘヤ服地がオリジナル。 ロンドンのドミュール社が開発し商標を持つ。
ドビー・クロス Dobby cloth
織物名。ワイシャツ地の一種。ドビー織り機で地紋柄を織り出した、ワイシャツ地。
トペル Topel
コートランズ・ノース・アメリカ社製のセルロージック繊維の登録名。
トラック・ストライプ Track stripe
路線のように2本並べて配列した2本縞。
トリアセテート Tri-acetate
半合成繊維の一種。絹に似た光沢をもち、シルキーな繊維の一つとしてよく用いられる。 染色性がよくしわになりにくく、吸湿性は少ない。
トリコット Tricot
ニット、メリヤス、ジャージーの総称。一般にはメリアスに似た収縮性のある織りをさす。
トリコティン Tricotine
梳毛織物の一種。風合いがトリコットに似ているためにこの名がある。柔軟で弾力に富むのが特徴で主に婦人服に利用されている。
ドリル Drill
綾織物の一種。デニム織りに似たしっかりとした打ち込みの丈夫な太綾織物ないし麻布。 俗に綾金布とよばれる。
トレンディー Trendy
傾向といったところから流行といった意味のトレンド(Trend)の形容詞形。
トレンチ・コート Trench coat
トレンチは塹壕の意味。第一次大戦中英国陸軍が塹壕戦用に開発したもの。雨や風を防ぐためにストーム・フラップやストーム・ストラップなどを兼ね備え木綿ギャバジンで作られた。現在はウールやコーデュロイ、レザーなどの生地も使われている。
トロピカル・ウーステッド Tropical worsted
原料にメリノ質細番手の梳毛糸、またはモヘヤ糸やそのほかの梳毛糸を用いて平織にした、クリア仕上げの薄手梳毛地でもっぱら夏服用の素材として用いられている。 クール・ウールの一つ。